インフラ建設現場においては、道路や橋梁の新設もさることながら、既存の建造物を補修・修繕することで長寿命化する必要性が高まっています。
現状では、具体的に補修が必要となる損傷箇所をはつり出し、面積を計測。何箇所も水糸を垂らして深さを測ったうえで、原状復帰に必要なモルタル量を手作業で算出していました。更に鉄筋の裏にコンクリートが残らないよう、かつ、設計通りの深さではつりが行えていることを証明するため、メジャーを当てた状態の写真を何十枚も撮影する必要がありました。また、計測は数10~100余箇所にのぼることも珍しくなく、手動による計測や写真撮影等の外業作業に加え、それらをレポート化する内業の多さが問題視されておりました。
現場作業の過程を発注者側も適宜現場に立ち会って確認する必要もあり、これらの間接業務が受注者・発注者双方の業務生産性を低下させている大きな要因の1つでした。
弊社は配筋検査の省力化プロダクト「Modely」を提供してきた中での、ユーザ様や各種インフラ管理者様へのヒアリングを通じ、上記の課題解決へのアプローチとして「Hatsuly」を開発いたしました。
直近でのお問い合わせが急増しており、NETIS登録も完了したことから、今回Hatsulyの基本機能についてご紹介するウェビナーを開催いたしました。実際のデモ画面もお見せし、わかりやすくお伝えしております。
現在アーカイブ動画の配信をしておりますので、ぜひお申し込みください。
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※恐れ入りますが同業他社の方のお申し込みはご遠慮いただいております。
「Hatsuly」は、スマホやタブレットで取得したはつり箇所の3次元データを利用して、1人ではつり深さやモルタル量を自動算出し、帳票を作成できるアプリです。3次元データや帳票を発注者と共有することができ、オンライン上で検収を完了できます。