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【Modely機能紹介】ダブル配筋計測

ダブル配筋モデリング後

3次元配筋検査ツールModelyは、取得した点群から領域指定により3Dモデルを作成して検査項目を自動計測します。そのため、ダブル配筋のような2段になっている配筋についても、手前と奥の配筋をそれぞれ領域指定することで計測が可能です。

導入いただいているお客様の多くに、ダブル配筋について簡易に安定的に計測できることがModelyの優位性の一つであるとおっしゃっていただけているため、この記事ではModelyによるダブル配筋の計測についてご紹介します。

その他のModelyの詳細情報については以下のリンクよりご確認ください。

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点群の取得について

Modelyは点群を取得し、それをクラウド上で3Dモデルに変換することで、鉄筋の平均ピッチや本数、かぶり厚などを算出することが出来ます。

点群取得のアプリケーションとしては、Pix4DやScaniverseなどを推奨しております。これらのアプリを使用することでダブル配筋のような2段になっている配筋についても、点群の取得が可能です。

撮影のイメージとしては以下の動画をご参照ください。

 

 

3Dモデル化について

上記の動画のように撮影を行って取得した点群データについて、Modely上にアップロードすることで3Dモデルの作成を行うことが出来ます。

ダブル配筋モデリング前Modely上にアップロードされた点群のイメージ

 

ダブル配筋の検出1

Modelyでは、領域指定を行うことで3Dモデルを作成する鉄筋を選択することが出来ます。領域指定では上記のような赤いボックスを動かすことでモデル化したい鉄筋を指定します。このボックスについては、上下左右、手前側奥側への移動が可能です。また、範囲を広げたり狭めたりすることも可能になっております。

ダブル配筋の検出2 - frame at 0m47s

ダブル配筋の場合でも、点群がとれていればボックスを操作することで任意の箇所の鉄筋の3Dモデルを作成することが出来ます。上記画像は、鉄筋最上段から1段奥側の縦の鉄筋を指定しているイメージです。

ダブル配筋モデリング後

領域指定後は数クリックの作業だけで、上記のように鉄筋の3Dモデルを作成することが出来ます。3Dモデル作成後は再度数クリックの作業を行うことで、帳票の作成も可能です。

上記の一連の流れについては、以下の動画を見ていただくとわかりやすくなっております。

 

Modelyは導入社数が50社を超え、多くの実現場で今回ご紹介したようなダブル配筋について出来形計測を行ってまいりました。ダブル配筋の計測について他のツールでうまくいかなかった、手間がかかっているというような方はぜひModelyをお試しください。

 

■Modelyのサービス詳細

LiDAR付のiPadで取得した3次元データを用いて、配筋検査を省力化できます。3次元データと帳票を発注者と共有することで、現場立会頻度を減らすことも可能です。

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